5月21日付で辞職した、舛添要一前東京知事のホテル三日月での面談の問題などの説明を都民の皆さんは納得できたのか。議論の途中から説明責任よりも辞職を求める声が多くなり、しっかりとした説明責任がないまま辞職となった。今回の問題も真相はやぶの中となってしまうのか。

 

 

 ホテル三日月で行われた面談相手は誰だったのか?

 2013年、2014年の正月の3日に出版社社長との面談が行われた(らしい)。この出版社社長は一体誰なのか。一部の報道では競馬雑誌社長(すでに亡くなられている)ではないかと言われていたが、舛添要一前知事は政治家の信義に関わるとし明言する事はなかった。しかし、この発言から考えられることは、もし本当に競馬雑誌社長と面談をしていたのならば、しっかりと明言する事ができ、これほど心強い事実はない。それができないという事は、実際には競馬雑誌社長との面談は行われていなかったと推測できる。

 では、誰と面談を行ったのか。私は面談自体が行われていないと考えている。先ほども述べたが、誰と面談しているかを政治家の信義に関わると言い、回答を濁している。もし皆さん自身がこの状況置かれた場合、本当に面談をしていたら回答を濁すだろうか。都民いや有権者の信頼に応えるためになら出版社社長に名前の公表を是が非でもお願いするだろう。集中審議で出版社社長とは仲が良いと発言したのだからなおさら、出版社社長は名前の公表に応じてくれると考えられる。回答できないということは面談など行われていなかったと考えざるをえない。

 

 

 舛添要一前都知事の問題発言の数々と知事の発言の重み

 高額な海外出張費・公用車での湯河原通い・政治資金での美術品購入などの問題があるが、なにより有権者の信頼を裏切ったのは舛添要一前都知事の発言の数々である。国政時代には、ファーストクラスでの海外出張・高級ホテルへの宿泊を厳しく指摘していた。にも関われず自分が都知事になったら指摘していたことをしごく当然のように行っている。定例会見での記者からの海外出張の質問に対しても、前任の都知事も使っていたので問題がないと発言していた。確かに都知事としてはさして問題がない事なのかもしれない。しかし、この発言をしたのが舛添要一前都知事だから問題なのだ。国政時代から応援していた人を裏切っている事に気づかなかったのか。信頼を失って当然の行為をしている。

 湯河原への公用車通いの問題は、選挙公約で多摩地区を重視する政治方針をうたっていた。しかし、多摩地区の視察よりも湯河原に通っていた。さらに、奥多摩より湯河原の方が近くて、何かあったときにすぐに帰ってこれると発言した。この発言には多摩地区に住んでいる有権者は怒りをあらわにした。なぜ、こんな事が言えるのか全く理解できない。東京を代表する都知事であるのにもかかわらずこのような発言をしたのか。都知事をお山の大将と間違えているのではないか。都知事としての自覚が無さ過ぎていた。

 

 

 次の都知事はどのような人が求められれいるのか 

 舛添要一前都知事が辞職し、次の都知事は誰になるのかが騒がれている。では、どのような人がいいのか。私の考える都知事像は、裏表なく公約をしっかり守り情報公開にオープンな人+自分の信念をしっかりとつらぬける人。自分の発言・行動に責任を持てる人が適任だと思う。