(写真と本文は関係ありません)

何気なく入った線路沿いのCAFE

初秋の夕暮れどきは 風が少し冷たい

と そこに 柔らかな音、

タタン、タタン、タタタン・・・

店のすぐ脇を もうすぐ停車する大井町線が 

通る 音だ

・・・もう何台目の列車になるのか、

ああ、

・・・もう何人の車掌を見送ったことだろう

・・・サンドイッチお待たせしました・・・

赤い夕映えが紺色に しずしずと更け沈むのを

・・・・ハーブティー熱いので気をつけてください・・・

ひとりCAFEのテラスで見ていた

タタン

白いシャツの若い車掌が

少し乱暴に窓を落として

停車準備にかかるのを

見ていた

タタン

白いシャツの年老いた車掌が

受話器のようなものを握りながら

車内放送をしているのを

見ていた

・・・こんな街からも星が見えるんだね

・・・ハーブティーがさめかけている

・・・車掌、車掌、あなたが好きです・・・

タタン

紺色のチョッキを着た女性の車掌が

駅に近づいてもなかなか窓を開けずに

アナウンスに夢中になっているのを

見ていた

タタタン

若い男性車掌が

・・・それは ただひとり そうだったのだが・・・・

紺色のジャケットを着こんで

上半身を乗り出して

わたしの目の前を通り過ぎてゆくのを

見ていた

見ていた・・・

・・・ああ、わたしがこうしてただ何の前進もなく留まっているというのに

・・・なんて、たくさんの車掌が、次から次へと

・・・わたしの目の前を 過ぎ去ってゆく・・・・・

・・・東京都内を流れる紺色の水・・・・

・・・車掌の身体はのびやかな美しい流線型・・・・

・・・次々に訪れる車掌の波しぶき、ほんとうにたくさんの車掌を浴びて・・・

・・・だけど 車掌は ほんとうは ひとりだけ、のような、気がする・・・・

・・・ミヤさん ミヤさん、タタン、タタタン・・・

・・・次々に訪れる車掌の波しぶき、たくさんの車掌が、いつしか・・・・

・・・たったひとりの、優しい車掌の姿になって・・・・

・・・ミヤさん、ミヤさん、タタン、タタタン・・

・・・わたしのとなりで お茶を飲んでくださるのです・・・・・

★  ★

そんなこんなでダラダラすごしています。外食ばかりしてしまいました。毎回書いていますけど本当に運動不足で、なんとかしなきゃいけないな~と思っています。

詩に書いた車掌さんCAFE、かなり素敵でした。どこにあるか知りたい人はメールでも下さい。わかる人にはわかりそうな詩ですが・・・・。

車掌さんががんばってると、わたしも元気になるような気がします。